沖縄21世紀ビジョン

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沖縄と世界の架け橋に

【今回のエッセイ寄稿者】嘉手納町立嘉手納中学校 3年
渡口 彦一朗さん

【ご挨拶】

 みなさんこんにちは! 季節も秋に移り、少し肌寒くなってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
 今回のエッセイを担当します渡口彦一朗と申します。
 生徒会長をしており、人前で発表することと卓球が何よりも好きな中学3年生です。
 今回は、中学生議会で感じたことについて、思い出を交えながら書いていきたいと思います。
 拙い文章ではありますが、どうぞよろしくお願いします。

学校行事の様子(体育祭)

部活動紹介(卓球)

 

【世界中に胸を張って自慢できる沖縄を目指して】

 それでは、中学生議会を通じて僕が感じたことについて書いていきたいと思います。
 中学生議会当日、大きな行事の前になると、いつも緊張してパニックになってしまう僕ですが、その日は不思議と気持ちがリラックスしていました。議場に入り、自分の席の氏名票を立ち上げた時、初めて「僕は中学生議員としてこの場所にいるんだ。」という実感が湧いてくるとともに、とてつもない緊張が襲ってきました。
 しかし、議会が始まり、各地区の自分と同年代の代表が堂々と質疑しているのを見て、「自分も頑張らねば!」と気持ちを奮い立たせ、落ち着いて発表することが出来ました。

 僕たちのグループでは、沖縄県に基地が存在することで、今現在メリットがあるのかどうかについて質問しました。県の回答は、「米軍基地関係の収入は、2160億円ほどとなっているが、県民総所得に占める割合は、本土復帰時から徐々に低下している。今後も基地負担軽減に、全力で取り組んでいく。」というものでした。

 僕が住んでいる嘉手納町は、町面積の80%以上を米軍基地が占めており、とても身近に軍の存在を感じる街です。僕自身がそれほど被害を受けていないこともあり、基地に対しての抵抗感はありませんが、騒音問題や演習による事故の発生、軍人による事件など被害を受けている方が数多くいる事も確かであり、よりよい沖縄を目指す21世紀ビジョンを実現していくにあたって、基地問題は大きな課題であると思っています。

 21世紀ビジョンの基本理念は、「時代を切り拓き、世界と交流し、共に支え合う平和で豊かな『美ら島』おきなわを創造する。」というものです(沖縄21世紀ビジョンの基本理念より抜粋)。これからの沖縄が、アメリカだけでなく世界中の国々と交流し、相互理解を深めていくためには、僕達のような若い世代が沖縄と世界をつなぐ架け橋を担っていかなければいけないと中学生議会を通じて思うようになりました。

 この中学生議会で経験し、学んだことは僕にとって一生の宝物です。僕が大人になった時、世界中に胸を張って、「沖縄は素晴らしいところです!」と言えるように県民一丸となって課題に取り組むべきことだと改めて気づくことが出来ました。貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

メンバーと一緒に

【次回のエッセイ】
 次回のエッセイ寄稿者は那覇市立金城中学校3年の奥濱萌乃香さんです。
 タイトルは「沖縄の未来をつくる!」です。
 次回の更新は1月19日(木)です。お楽しみに~。

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